2011年 10月 28日
Summer holiday in Melbourne 07 |
すっかり更新が滞ってしまいました・・・・。
メルボルンの話題もそろそろ終わりにしなくっちゃっ!
他にも記録を残したいことがあるので。
今日は休日に行ったツアーのことを・・・。
メルボルン郊外へ行くデイツアーは幾つかあるのですが、私は一緒に研修に行った方々とフィリップ島のペンギンを見に行くツアー(Phillip Island Penguins)に、そしてひとりでダンデノンとパフィンビリー号、ヤラバレーのワイナリーを巡るツアー(Puffing Billy Stream Train and Winery Trail)へ出かけました。
フィリップ島はメルボルン南東約135kmにある島で、OZが夏や週末にリゾートライフを過ごす場所です。ペンギンのほか、コアラ保護区では野生のコアラが、シールロックスにはアザラシが生息していて野生動物の宝庫です。
ペンギンパレードが見られるのは、南西にあるサマーランドビーチ。
日が沈み、あたりが暗くなった頃、日中、南極や海へ餌を食べに出かけていたフェアリーペンギンが自分の巣に戻ってくる様子を見学することが出来ます。様子を見るために、ビーチに座席が設けられていて、ペンギンが歩く場所に近い席ほどツアーの料金がお高く設定されています
日がすっかり落ちた頃、波打ち際にフェアリーペンギンがチラホラ現れ、あたりの様子をきょろきょろと見ながら数十匹の群れで少し離れた茂みや岩場の巣に向かって歩き始めます。フェアリーペンギンは世界一小さく体長は約20cmぐらい。見学席からビジターセンターまではボードウォークになっていて、そんな小さなペンギンが自分の巣に向かって歩くのを自分も移動しながら見ることが出来ます。
自分の巣は決まっていて、ビーチから近い場所だけではなく、ビジターセンター近くまでかなり歩かなければならない場所や、断崖絶壁の上などいろいろな所にあるのですが、迷わずに必ず自分の巣に戻るそうです。見学する人間が通るアスファルトの道を横断して巣に帰るペンギンもいたのですが、そうした時には監視員さんがペンギンの近くに人間が寄らないように、ペンギンが通ってから人間が通行するように指示をしていました。監視員さんに聞くと、そのペンギンはいつも同じ時間に必ずそこを通るらしく毎日人間を足止めするそうです(笑)。
集団でスタスタ歩いていたと思うと、ジッと動かなくなったりして後から来た別の集団に追い抜かされたり、キョロキョロあたりを伺っている様子など前回の研修でメルボルンを訪れた時にも見たことはあったのですが何度見ても感動する癒される時間でした。
この場所に着くまでにバスの運転手さんが日本でのバスガイドさんのように色々なお話をしてくれました。私のツアーの運転手さんは熱い方だったのか?運転中にジェスチャー交じり(前の席だったので見られた)でいろいろなことを語ってくれ、まるで「ペンギン博士」でした。
ペンギンの写真がなくて申し訳ないのですが、このペンギンの写真は撮影できないことになっています。
10数年前は確か写真を撮ることは出来たのですが、撮影のフラッシュによってペンギンが失明してしまうからだそうで「フラッシュ撮影」が禁止でした。野生のペンギンにとって失明してしまうことは即ち「死」を意味します。餌を捕ることが出来ないのですから。
今は写真は全て撮影できないことになっていて、それだけでなくビジターセンターから先はカメラを鞄から出すことも禁止されたと聞いて、きっと約束を守らなかった観光客がいたのだと胸が痛くなりました。
写真を撮った人はその場でカメラを没収され、フィルムは抜かれメモリーカードなどはその場で壊される。州の法律ではなくオーストラリアの国の法律なので処罰を受けなければならず、オーストラリアに二度と入国することは出来なくなる・・・・と言っていた様な気がしますがどうなんでしょう?(私の語学力では間違った理解だったのかも・・・・)
このツアー、夕方のペンギンが帰ってくるまでは他の場所によるのですが、私たちはカンガルーやコアラが見られる動物園に寄りました。
放し飼いになっているのでボードウォークを歩いて、キョロキョロとコアラを探すのですが、日中なのでだいたいがとても高い木の上で寝ています。木が風でゆらゆらと揺れるのですが、びくともせず、目も開けずにしら~っと寝ていました。
カンガルーはツアーの度に餌を与えられてお腹がいっぱいなのか見向きもしてくれなかった!でも、以前、他の動物園でファイティングポーズを取られて追いかけられた怖い記憶があるので、このダラ~ッとしているカンガルーでなければ近づきたくなかったので、他の方々に「写真を撮ってあげるから近くに寄って!」と言われても、本当は遠慮したかった(涙)。
バスの駐車場から遠くにアルパカが!
見学ツアーには全く関係なかったのだけれど、「アルパカちゃ~ん!おいで~!」と日本語で手を振ったところ、どんどんと近くに寄ってくるではないですか!
初めて間近でみるアルパカはかわいいっ!
大人しく隣に立っているのだけれど、私がアルパカちゃんと一緒に写真を撮ってもらおうとカメラ目線になるとすかさず私の帽子をモグモグして項あたりがゾクゾクしたので目が離せませんでした(笑)。フワフワ帽子に親近感だったのかな~。
日没後のツアーを終えて、cityに戻ってきたのは23時ごろ。
研修後の休日のツアーだったので、みんなで楽しく過ごすことが出来たのでした。
つづく・・・
by aiai-blog
| 2011-10-28 03:29
| Australia