2011年 11月 08日
構図のワークショップ (Last) |
最終回を前に出された課題は
「自分が好きな絵画を選んでその絵画と同じ構図の写真を撮ること」
あるいは今までの復習。
「自分の好きな絵画はあるけれどその写真が撮れるかどうかを考えるとどれが好きかと大きな声で言えなくなってしまう」というのが最初に感じたことでした。
困った私たちに後に師匠は幾つかの絵画を提示してくださりその写真を撮ることになりました。
皆さん力作で、同じ構図になるように人を集めたり、場所を探したりと拝見するととても面白かったですし、皆さんのようにもっと頑張らなくちゃいけなかった…と、ちょっと反省も。
そして、この日の撮影場所は「表参道」。
表参道のイメージを考えて、そのイメージに沿った写真を撮っていくと少ない枚数でも表参道を表現することが出来るということがわかりました。
まっすぐ伸びる並木道が私にとっての表参道。
この日は、ハローウィンの前日ということで、仮装した人が沢山歩いていました。
ハローウィンぽいものを探し、
表参道の秋っぽいものを探しました。
新しい建物や素敵なブティックも多いけれど、古いアパートもちゃんと残っていてアートとしても素敵な感じ。
この日はお天気で並木道沿いのキラキラした日射しも心地良かったです。
好きな色を集めたり、
文字だけを集めたりもしました。
文字を集めたときに師匠に「斜めの線が上手になったね」と言っていただき、
「これカッコいいよ」と言っていただいた私も気に入った写真。
(きっと師匠は忘れてしまっていると思うけれど・・・)
こうして出かけた街を限られた時間の中で写真を撮るということは旅行の際には大切だというお話を伺ってとても納得しました。
そう。最近は旅行に行ってもどこに出かけてもとにかく写真が撮りたくて一緒に行った家族は放りっぱなし・・・。お構いなしでは一緒に行った方は嫌な気分になってしまうだろうし、今後は今回のように最初から絞って撮影が出来るように心がけなければならないなと思います。
今回で3回に渡った構図のワークショップは終了。
教えていただいたことは沢山あって今すぐ全てが身についたとは思えないけれど、過去に撮影した自分の写真を見ると、どこをどうした方が良かったのかということが少しはわかるようになりました。
世に出ている「名画」と言われる物を書いた画家がどんなことを考えたかまではわからないけれど、その構図の苦労というのも少しはわかった気がするので、今後も楽しみながら頑張って行きたいな・・・・。
こうした素敵な学びの時間を持つことが出来たことに感謝します。
by aiai-blog
| 2011-11-08 03:07
| camera