2008年 02月 20日
大切にしたい味 |
私の母は料理好きが高じて調理師の資格をとったヒトなので,忙しく働いていても食事はいつも手料理でした。もちろん,母の世代ですから洒落たメニューではなくてごく普通の家庭料理ですが,結婚してから妊娠するまで,妊娠中,こどもが小さい頃など素材や栄養バランスにこだわって料理をしていたということは聞いていたし,思い出してみてもそうだったと思います。
ファストフードやスナック菓子はほとんど食べさせてもらえず,おやつは手作りか母が納得したお菓子でしたので,一人暮らしをするようになってから食べたいものを自由に食べられることが嬉しかったものです。
そんな母により選ばれたこどものころのおやつのひとつが,父の出身の長崎の「福砂屋」のカステラ。
卵の黄色が眩しくて,しっとりとした生地。底に残っているザラメが触れる感じがとても好きでした。こどもの頃は今のようにデパートで購入することは出来なかったので,祖母に送ってもらっていたようです。このカステラを食べるとこどものころの様々なことを思い出します。
覚えておきたい母の味というのは色々とありますが,その一つがハンバーグです。
こどもっぽいと思われるかもしれませんが,恐らく弟も同じように答えると思います^^;
見た目はしっかりとした形になっているけれど,お箸で切れる柔らかさで口に入れるとジューシーな肉汁が広がる感じが何とも言えません。
何よりも今でも好きなのはハンバーグにかけるソースの味です。
ハンバーグの肉汁に小麦粉を炒め,コンソメスープ,砂糖,ケチャップ,ソース,チャツネを加えるもの。自分で作ると固くなってしまったり,なんとなく偽物の味で母の味にはほど遠いのです。
まだまだ修行が必要なのですが,考えてみると母に料理を教えてもらったことがないのです。ひとつひとつの調味料の量を聞いても「適当なのよ,味をみて考えるの。」としか言ってもらえなかったので,いつも試行錯誤です。たまには出かけて,母の横で調味料の量を覚えておかなくちゃいけませんね。
ファストフードやスナック菓子はほとんど食べさせてもらえず,おやつは手作りか母が納得したお菓子でしたので,一人暮らしをするようになってから食べたいものを自由に食べられることが嬉しかったものです。
そんな母により選ばれたこどものころのおやつのひとつが,父の出身の長崎の「福砂屋」のカステラ。
卵の黄色が眩しくて,しっとりとした生地。底に残っているザラメが触れる感じがとても好きでした。こどもの頃は今のようにデパートで購入することは出来なかったので,祖母に送ってもらっていたようです。このカステラを食べるとこどものころの様々なことを思い出します。
覚えておきたい母の味というのは色々とありますが,その一つがハンバーグです。
こどもっぽいと思われるかもしれませんが,恐らく弟も同じように答えると思います^^;
見た目はしっかりとした形になっているけれど,お箸で切れる柔らかさで口に入れるとジューシーな肉汁が広がる感じが何とも言えません。
何よりも今でも好きなのはハンバーグにかけるソースの味です。
ハンバーグの肉汁に小麦粉を炒め,コンソメスープ,砂糖,ケチャップ,ソース,チャツネを加えるもの。自分で作ると固くなってしまったり,なんとなく偽物の味で母の味にはほど遠いのです。
まだまだ修行が必要なのですが,考えてみると母に料理を教えてもらったことがないのです。ひとつひとつの調味料の量を聞いても「適当なのよ,味をみて考えるの。」としか言ってもらえなかったので,いつも試行錯誤です。たまには出かけて,母の横で調味料の量を覚えておかなくちゃいけませんね。
by aiai-blog
| 2008-02-20 23:13
| delicious