2008年 09月 16日
黄金色 |
ちょっと用事があって実家に戻りました。
といっても車で30分ほどのほどよい距離なのでちょこちょこと帰る機会があるのですけれどね。
先日の記事でこどもの頃は秋にはススキを取りに行っていたと書いたのですが,今は新しい道路が出来たり,住宅が増えたりと周辺は少しずつ変わっていますが,それでも住宅地を少し離れると田畑が広がっているのどかな地域で育ちました。
この時期は,畑では夏野菜の収穫が終わり白菜などの冬の野菜への準備が少しずつされていて,田んぼは黄金色に輝く穂でいっぱいになります。
こどもの頃は,通学路にも田んぼがありました。
耕されて水が張られる頃には蛙の大合唱で雨が降るとアスファルトの道路に車にひかれた蛙を発見したり,大きな機械やもちろん手作業で苗が植えられていくのを見ていました。綺麗な緑一面の水田が黄金色の穂と変わっていく風景もいつも身近に感じていました。
実家を出てかれこれ20年近くなのですが,用事があって実家に戻ることがあっても当時のように田畑を眺めることもなく,季節を実感することがなかなかなかったのですが,今回は畑作業をするという父について行ったのでその周辺の黄金色に輝く穂を見ることが出来ました。
収穫はもう少し先なようですが,風に揺れる穂と沢山の手作りの案山子を見て,幼い頃にこんな田畑の中で遊んだことを思い出しました。
もうすぐ,我が家にも新米が届きそう・・・・。美味しく頂きたいです。
by aiai-blog
| 2008-09-16 23:39
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