2008年 10月 03日
レッスンの復習&「Dans Dix ans」 |
今週は肌寒いお天気が続いていましたが,昨日,今日と気持ちのよい秋晴れとなりました。
週末に干せなかったお布団はフカフカになりましたし,衣替えをしていなかったので夏の衣類をしまう前にと洗い直しをしたのですがこれもとても気持ちよく乾いて大満足でした。
日曜日のパンレッスンでのお持ち帰りの生地はプチパンにしていただいてしまったので,今日はもう一度復習のために「Pain de Mie」「Pain de Raisin」の両方を焼きました。秋の日差しで気温もグングンと上がり,発酵はどんどん進んでいって日曜日との違いにびっくり。太陽は本当にすごいなぁと思ったり,パンは生きているんだということを実感しました。
オーブンに入れてから,焼く前の霧吹きをし忘れたことに気づいてオロオロ,徐々にオーブンの温度を上げていくという初めての作業にもドキドキでした。
途中でアルミホイルをかけた方がいいかな~,どうしよう~と悩みながらもそのまま終わらせてしまったのですが焦げることを気にせずもうちょっと全体に焼き色がつくほどの時間にした方が良かったようです。でも今回はコレで我慢。これはこれでとても美味しかったので焼きたてをランチにパクパクと何枚も食べてしまいました・・・・。
「Pain de Raisin」の成形はやはり難しくてスライスしてみるとレーズンが均等になっていないし,ちゃんと型に入れたつもりなのに仕上げ発酵のときにはなんだかとっても不恰好になっていてそのまま焼きあがってしまった感じ・・・(AKKOさん,難しいです・・・!)。これは繰り返し練習しなければなりません。
実は今日は父と会う約束があったので2つのパンをどちらも半分にして渡しました。パンレッスンに通うようになってからもパンを人にプレゼントするのはなんだか照れくさいので(今回のパン以外は見た目もちゃんときれいに焼けているのですよ。念のため!)もっぱら実家の両親が食べる役となっています。
パンはあまり好きではないのでは・・・・?と勝手に思っていたのですが,実家で焼いてみると出来上がりへのウンチクがいろいろとあって驚きました。なんでも幼い頃に親戚の餡子屋さんのお手伝いでパン屋さんに餡子を届けていたらしく,焼きたてのパンは美味しいとか,酵母の話,クラムやクラストのことなど負けてしまいそう。でも,私の焼いたパンを文句も言わずに食べてくれる良いサポーターが出来たので作りがいがあるというものです。
父と出かけた帰りに『Dans Dix ans』へ寄りました。
店名の「Dans Dix ans」(ダンディゾン)はフランス語で「10年後」。
吉祥寺方面に出かける際には必ず立ち寄るパン屋さんなのですが,最近のパン人気のせいか以前より混んでいるし,売り切れで夕方には閉店してしまうこともあるようです。今日も近くに行くとお店の大きな紙袋を持っている方が沢山いらっしゃいました。
全てのパンが無添加で素材の味を生かした素朴なお食事用パンが主なのですが,どれも素朴でとても美味しいのです。今日はくるみの入っているパンを購入しました。こんなふうに全体にレーズンがあるように仕上げたい・・・とプロの方のお仕事に嫉妬してしまいましたが「10年後」にはきっと出来るはず!週末はいろいろなパンを楽しみたいと思います。
by aiai-blog
| 2008-10-03 23:15
| delicious