2008年 01月 20日
おみやげには素敵すぎる☆ |
先日,Chicagoの大学に留学していた友人が帰国しました。
2年前,New Zealandで同じ語学学校に通っていて知り合ったのですが,今春就職をするというとっても若いヒトです。大学留学のための語学力をつけることを目的にNew Zealandに来ていたようですが,留学のためにあれこれ頑張っていた姿を知っていただけに留学が決まったと聞いたときには自分のことのように嬉しかったものです。
就職する前の大人として目的を持った留学って,若いヒトにとっては得るものが沢山あるでしょう。もちろん,年齢なんて関係ないとは思うし,幾つになってもやりたいことはやれば良いとは思うけれど,その年齢に体験した方がより学びが深いこともあるんだなぁ・・・・・と26歳で大学に入学したときに感じたことがあるので,自分より若いヒトが大学生活で経験したいと言っていることは「がんばれ!」とお姉さん(オバサン?)的発言で励ましていたのです。
帰国後に会ったらなんだかとっても大きく見えました。
大学で経験した授業の様子,トラブルばっかりだった大学事務とのやりとり,友達と行ったクラブ,ドライブしたカナダ旅行,友達と借りた家,怖い思いをしたNew York,immigrationでのトラブルなど息つく暇もないくらいドンドン話してくれたけれど,得られたものが沢山あって溢れてくる思いがとまらないっていう感じ。そのキラキラした瞳が眩しくて,眩しくて仕方がなかったのです。
私の初めての海外旅行は就職を控えた春休みの卒業旅行。
U.S.A。New Yorkの友人宅,Bostonの叔母宅,Portlandの知人宅をそれぞれ拠点にしたものだったのですが,私はオードリー・ヘップバーンが大好きなので,New YorkのTIFFANY&CO.の前に立ったときは“映画の世界だわぁ”と感動したものでした。
今のようにどこのブランドショップに行っても日本人ばかりという感じではなかったので,「あらっ,お譲さん何しにきたの?」って思ってる?というような(私は童顔なのですが20代初めは本当にこどもっぽかった・・・)表情の店員さんにもめげず,New York本店でしか扱っていないというレターセットを自分のために買ったのでした(今年から製造中止だそう)。光沢のあるTIFFANYブルーの箱に白いリボンが素敵だったけれど,あのTIFFANYブルーの紙袋を持ってNew Yorkの街を歩くのが怖くて怖くて仕方がなかったのを今でも覚えています。
そんな話していたのでしょう,私。
だからおみやげが・・・・・TIFFANYブルーの箱?
「aiaiは,名前と同じ“love”なHeartがぴったりよ」
「可愛すぎない?」 ←ちょっと恥ずかしかったんだもの。
「お店の人,いくつでも大丈夫ですって言っていたよ~」
“ありがとう”
あなたは,私があなたを支えているって言ってくれるけれど,支えてもらっていたのは私のほうだよ。
孤独がつらい,大学院に行きたくない,論文書けない,もうやめたい・・・・・。
あなたが留学中に私そんなことばっかり言っていたよね。
でも,その時,あなたは言ったね・・・,「みんな,おなじだよ」
そう,あなたもChicagoで孤独と戦っていたのよね。
それからこうも言ったね。「やめてもいいんじゃない?でも,本当にやめたらきっとaiaiはもっとつらいよ」
そう,私もそう思うよ。
だから,今,私がまだここにいるのは,あなたのおかげなの。
年齢なんて関係ないね。
自分を理解してくれるヒトは,自分と同じように何かと戦っているヒトなのかもしれないね。
あなたの前で,恥ずかしくない私でいられるようにするね。
つらくなったら,この可愛いHeartをつけてもうちょっとがんばるね。
by aiai-blog
| 2008-01-20 07:18
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