
先日、避難所の様子を伝えるTVの中でのことです。
授業を再開した小学校で小学生がみんなで絵を描いたそう。
その絵が食べ物の絵で「今は食べたいものが食べられないから、みんなで今食べたいものを沢山描いた」ということでした。その絵の中には、ケーキや焼きそばやカレーライスなど子どもが好きであろうものがいっぱい。
そうよね。・・・。
私のブログを見る人はいないだろうけれど、美味しいものや優しいものや美しいものを今までと同じように綴っていくということは、それはそれで意味のあることなのかも・・・?
東北地方以外に住む私たちは、みんなの分も生産し、消費し、経済を回さなくちゃいけない!
復興のためには日本経済を元のように、いいえ、それ以上に活気あるものにしなくちゃならないんだから・・・!もちろん節電に協力しながらねっ・・・と思い、今日は楽しかった今月のお菓子レッスンについてUpしようと思います。

レッスンはあの地震よりも前でした。
今月のテーマは(ちょっと遅めの)バレンタインの贈り物。
『レモンとチョコのケーキ』『アマンド・ショコラ』『ポルボローネ』でした。
『ポルボローネ』は実は好きなお菓子。
小腹が空いた時に駅近のお店で買ってバックに忍び込ませていることも多々あるので、自分で作ることが出来たらとっても嬉しい。
フードプロセッサーを使ってガガガーッと勢いよく混ぜた生地にちょっと驚き、棒状に成型する時は気を抜くと体温でダレちゃってちょっとやりにくかったけれど、何とか可愛くまあるく出来ました。名前の通りにホロホロっと崩れ、生地のお砂糖は控えめなのに粉糖でほどよい甘さに仕上がっていて美味しいです。そして白くてまあるくてカワイイ!
『レモンとチョコのケーキ』
生地のレモンの香りと仕上げのレモンシロップの酸味がきいた、初恋っぽいけど甘さ控えめの大人好みなお味です。
ホイッパーを使用しない丁寧な混ぜ混ぜは初体験でしたが、こういった知らない技術がケーキの出来上がりを左右すると良くわかりました。

そして『アマンド・ショコラ』
Taeさんのブログを拝見してから、念(笑!想い)を込めて8回チョコがけする??とドキドキしていたのですが、これは本当に手間のかかるお菓子なのだと初めて知りました。
バレンタインでも主役にはなれない、なんとなく脇役ちゃんみたいなお菓子・・・っていうイメージでお菓子屋さんで買ったこともなかったです。
アーモンドに飴をからめるように混ぜる作業はアツアツでドキドキだし、温度計を使って材料の温度を管理するという繊細な工程が多くて、とても手間のかかるお菓子なのです。でも、その分、アーモンドは香ばしく、飴は薄くパリッとしてチョコレートが甘すぎなくて美味しいのです。

今月のテーブルセッティングはピンクでとってもラブリー。
お食事用にTaeさんが作ってくださったキッシュや、イチゴのデザートも美しくて、お皿も華やか。シードルと一緒にいただきました。

お土産のBoxも可愛くて、自分もこんな風にプレゼントされたら嬉しいですよね。
試食も美味しく、おしゃべりも楽しい、素敵なレッスンをありがとうございました。
そして、先日自宅でアマンドショコラを作ってみました! ↓
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